就活って何よ

 

うーん、そもそも就活って何よって話ですよね。

いや、入社先を決めるための試験だったり面接だったり、そういうことはわかるんですけど、活動って言葉がなんだかしっくりきていなかった当時の私。というか今もよくわかっていません。はい、よーいドン!って一斉にはじまるレース。なんの準備運動もしていないと本当に撃沈します。いつはじまるかわかってるのについつい準備もさぼってしまうんですよね。私立文系って怖い。けどその「準備」すら、いったい何すんのさ、どうすりゃいいのさ、って感じです。

ちなみに私は、とりあえず3年秋くらいからぼちぼち開催される就職活動ガイダンスに出席し、きれいなキャリアコンサルタントのおねえさんや先輩ヅラして大手企業に内定をもらったことを自慢しに来るOBの話を聞いてました。きれいなおねえさんは本当にきれいでした。うるわしい。話を聞きながらこの人の彼氏は幸せだろうな~とか考えてました。

そしてついに、

はいきた。もうすぐ3月。ついにやってきた。親のお金をダイソンのように超強力に吸い取り続けそこそこの大学までいかせてもらったにも関わらず、アルバイトと音楽活動(と勉強のようなもの)をしてヘラヘラ過ごしていたら3年もの月日が流れてしまった。ワシはもうダメじゃ。生まれ変わったらタワシにでもなろう。

と思うようになったのが、今年の2月でした。

ちなみに音楽活動というのは、中学一年生から始めたボーカル活動のことです。私は歌手を目指していた時期もありまして、結構本腰いれてやってたんですね。でもダメでした。(余談ですが私はこの挫折を自分の顔のせいにしています。結構これ落ち込まなくて済むんですよ。ああまたオーディション落ちちゃった。まあ仕方ないか!顔のせい顔のせい!ってな感じです。実際はちゃんと反省しますよ。それで次に活かしますし練習もしますよ。でもこのまあ仕方ないかっていう気持ちの切り替え、人生において割と大事かもなんて最近思います。就活でも書類で祈られても企業から来たメールに呼び捨てで名前書かれてても【氏名様】って書かれてても全然気にしません。人事のひとも大変ですよね~って思いながらその企業へのエントリーはやめます。説明会でもらった資料は破り捨てます。え?なんですか?)

 

そうそう、のちのち書こうと思ってるんですが、いわゆる”ガクチカ”なんていうのも私はこの音楽活動にしぼってアピールしてました。これについては追々。

 

話が脱線しすぎてちゃんと元に戻ってきましたね。

結局就職活動って何なんでしょう。要領のいいひとが勝ち抜ける戦いのような気もするけど、それだけじゃない。価値観も様々で、どこに入社したから勝ちということもない。そういえば、新卒の大手病は異様なものを感じますね。大手ってそんなに良いですか?私は全国転勤が死ぬほどいやだったので転勤のある企業はすべて受けませんでした。そうすると必然的に受けられる企業や業界はかなりしぼられてきます。転勤を理由に視野を狭めるなんてもったいないといわれたこともあったし、そう考えている方ももちろんいるでしょう。むしろ海外でずっと働きたい!って言っている友達もたくさんいました。もちろんそれはそれでひとつの考えかたですよね。

就活に正しい答えもなければ優劣もないんですよね。でもやっぱり大手=勝ち組なんていうイメージがある。これは新卒の就活という世界だけの認識ではなくて、終身雇用制度があり新卒主義である日本全体にしみわたっている考え方なのだろうと思います。

そこで板挟みになり苦しい思いをする就活生がたくさんいるんですよね。あるいは、この考えに引っ張られるように特に自分の強い意志ではなく大手のみを志望して、やりたいことがわからなくなる、とか。本当に答えがないからこそいろいろな就活の形があると思います。大手ばかり受けることも、すごいことだなと思うし、否定しているとかではないですよ。自分が行きたいところが自分にとって最大手企業ですしね。全然うまいこと言えてないよ。

 

それで、私は就活始めてからやっとこさこのことを考え始めたけれど、これくらいのことを考えるなら大学1年生からでもできるから、考えておくといいかもしれない。

別に大学1年生からインターンいかなきゃ就活うまくいかないとかは全くないですよ。それは絶対に言えます。だけど、自分自身がどう働いていきたいのか、どんなことを大切にして働いていくのか、そういう譲れない部分っていうのだけは明確にしておくといいのかなって感じました。それを考えながら就活するっていうのはしんどいし、うまくいかないことが多い。迷いに迷って、自分自身がわからなくなってしまう。同時進行でやっていくのはなかなか大変です。

 

…ブログ、こんなんで大丈夫なんだろうか。18年以降の就活生の参考になればという思いもあって書き始めたのだけど、まったく役に立たなさそうな気がする。残念。

 

こんな感じで、次回は就活の流れについてつらつらと書いていこうと思います。

 

余余余余談ですが、ナスはおしりがわりとでかいです。中肉中背、顔は下の上だと思います。自分でそう思っているだけなので、実際は下の下かもしれません。就活ではほとんどパンツスーツでした。スカートは足が出るので嫌いです。前髪もいわゆる就活ヘアは気持ち悪くて嫌いなのでそのままおろしてました。片方の眉が出ればまったく問題ありません。面接も落とされたことはありません。ショートヘアの前下がりボブでしたがサイドはピンでとめずに片方だけ耳にかけてました。自分で証明写真を見ても鏡を見ても不潔感はありませんでした。ヘアスタイルとかヘアメイクとかについては、就活本に書いてあることなんか気にしなくていいです。髪型も服装もとにかくきちっとしてれば大丈夫。CAとか特殊な業界、業種については責任は持てませんが、一般的にはとにかく清潔感があるかどうか、これがすべてです。とはいえおでこも出ていて髪はうしろで結わえていればすっきりと見えるのでもちろん良いとは思いますが、前髪があってもダメではない、ということです。

余談が長すぎました。次回へ続く~